お盆に久しぶりに帰る実家、年に数回しか行かない空き家。実は、人の出入りが少ない家は蜂にとって巣作りの一等地です。到着してすぐ雨戸や網戸をガラッと開ける前に——まず外から、この5箇所だけ確認してください。毎年お盆前後は「実家に巣ができていた」というご相談が本当に増えます🐝
蜂が巣の場所に選ぶのは、「雨風がしのげて、外敵(人間含む)に邪魔されない場所」。人が毎日出入りする家なら、巣作りを始めた蜂も人の気配を嫌って定着しないことがありますが、人の出入りが少ない家では、誰にも邪魔されずにじっくり巣を育てられます。
さらに空き家は、雨戸が閉まったまま・換気口が開きっぱなし・庭木が伸び放題になりがちで、巣作りに適した「すきま」と「隠れ場所」の宝庫。8月はどの蜂の巣もかなり育っているタイミングなので、久しぶりの訪問時こそ注意が必要です。
ポイントは、建物に近づく前に、少し離れた場所から順番に見ていくこと。蜂が同じ場所に何度も出入りしていたら、その先に巣があるサインです。
巣作りの定番ポイント。特に南向きで雨が当たらない軒下はアシナガバチ・スズメバチともに大好物です。建物の四方をぐるっと、下から見上げてチェック。
閉まったままの雨戸の戸袋の中は、外から見えない人気物件。雨戸を開ける前に、戸袋のすきまへの蜂の出入りがないかを少し離れて観察してください。いきなりガラッと開けるのが一番危険です。
壁の換気口(フード)やエアコン室外機の内部は、キイロスズメバチの初期営巣スポット。フードのすきまや室外機に蜂が出入りしていないかを確認。室外機は、久しぶりにエアコンを入れる前に必ず一目見てから。
物置や車庫は「開けたら天井に巣が…」の定番。扉を開ける前に外から蜂の出入りを確認し、開けるときはゆっくり。伸びた庭木や生け垣の中に巣が隠れていることもあるので、剪定前にも一呼吸おいて観察を。
床下の通気口や屋根のすきまから出入りして、見えない場所に大きな巣を作っていることがあります。壁や天井から「ジジジ…」という羽音がしたら要注意。無理に覗かず、外から出入り口だけ特定してください。
正解はシンプルです。近づかず、離れた場所からズームで写真を撮る。それだけで、種類の判定も概算のお見積りもできます。
👉 万一刺されてしまったときは 蜂に刺されたときの応急処置|やるべき5ステップ を。帰省先でも思い出せるよう、ブックマークをおすすめします。
逆に言えば、お盆は普段誰も見ていない家を点検できる年に一度のチャンス。今年は到着後の5分だけ、家のまわりを一周してみてください。秋にスズメバチの巣が最大化する前に見つけられれば、対処はずっと簡単で安く済みます。