蜂のシーズン本番。どれだけ気をつけていても、刺されてしまうことはあります。そのとき最初の数分で何をするかで、その後がずいぶん変わります。やるべき5ステップ・NG行動・病院に行く目安を、現場で蜂と向き合うプロの目線でまとめました。もしもの時に思い出せるよう、ぜひ一度読んでおいてください🐝
刺されたあとにじんましん・息苦しさ・声のかすれ・めまい・吐き気・強い動悸など「刺された場所以外」の症状が出たら、アナフィラキシーの疑いがあります。迷わず119番してください。刺されてから30分〜1時間が勝負です。
蜂は刺すときに仲間を呼ぶ警報フェロモンを出します。その場に留まると2匹目、3匹目に刺される危険が。手で払わず、走らず、姿勢を低くしてゆっくり20〜30m離れてください。
ミツバチに刺された場合は針が皮膚に残ることがあります。指でつままず(毒袋を押して毒が余計に入ります)、カードのような硬いもので横にはらうように取り除きます。スズメバチ・アシナガバチは針が残らないので、このステップは飛ばしてOKです。
蜂の毒は水に溶けやすい性質があります。傷口のまわりを指でつまんで毒を絞り出しながら、流水で5分以上洗い流してください。ポイズンリムーバー(吸引器)があればなお良しです。
保冷剤や冷たいタオルで冷やすと、腫れと痛みがやわらぎ、毒の回りも遅くなります。氷を直接当てず、タオルに包んで。
市販の抗ヒスタミン成分入りのステロイド軟膏があれば塗ってください。そのあと30分〜1時間は、全身症状が出ないか気にかけて過ごしましょう。
腫れと痛みが刺された場所だけなら、まずは応急処置をして様子見でOK。腫れがひどい・数日たっても悪化する場合は皮膚科を受診してください。
一方、次にあてはまる場合はすぐに受診(または119番)を:
農作業・林業・屋外作業などで蜂に刺されるリスクが高い方は、医療機関で蜂毒アレルギー検査を受けられます。アレルギーがある場合は、緊急用の自己注射薬「エピペン」を処方してもらえることも。かかりつけ医にご相談ください。
蜂が攻撃してくるのは、ほとんどが巣に近づいたときです。黒っぽい服・香水を避ける、蜂に出会ったら静かに後退する——そして何より、生活圏の巣は小さいうちに対処するのが一番の予防です。
👉 巣を作らせないコツは 【保存版】蜂の巣を作らせない!殺虫剤を使わない予防法 にまとめています。
※本記事は一般的な応急処置の情報をまとめたものです。症状がある場合・ご不安な場合は、必ず医療機関にご相談ください。